2012年11月29日

電池 リチウムイオンと温度編


晴れジェイティーエヌの つかっちです!

さて、電池のお話第二弾です。

携帯電話や電動シェーバーなど様々な機器には
リチウムイオン電池という充電池が使われています。

繰り返しの充電に向いているといわれ、小さいのにパワーがあるため
小さな機器には欠かせない充電池なのですが、
高温や低温には弱いという特性があるんです。

たとえば携帯電話。
冬場は電池の持ちが悪いという話はよく聞きますね。
スキー場でそう感じる人もいるのではないでしょうか。
(遭難したらどうしよう!?)

それから電動シェーバー。
冬の朝、動かない。
車に置いておいたら動かなくなった。
(時間がないのにどうしよう!!)

IMG_0264.jpg

なぜかというと。
電池は化学反応をすることで電気を取り出しているのですが
この化学反応というのが温度の影響を強く受けるものなんです。
温度が低いと化学反応の速度が遅くなってしまい
電池の電圧が下がるのが早くなってしまうというわけ。

一般的に、電池を使う機器というのはある一定以上の電圧がないと
正常に動作することができないので
温度が低いところでは上記の化学反応がうまくいかず
電圧が保てなかったり、電圧降下が早くなってしまいます。

そのため、動作しなかったり、あっという間に電池が減ったようになって
使えないという現象に陥ってしまうわけです。

ひらめきここがポイント。
電池が減ったようになる・・・だけで実際は減っていません。
よく電池が減るという表現を使いますが、
電池が鈍くなるという状態なので、電池全体の容量は使い切ったわけではないのです。
そのため、常温に戻すと再び動きだしたり、復活するんですね。
ただし、いきなりストーブ前で高温で温めたりするのはNG。
急激な温度変化にびっくりして電池の劣化や不具合につながります。


もちろん、寒さだけではなく暑さにもご注意。
自動車のダッシュボードや窓際など直射日光の当る場所、炎天下駐車の車内など、
高い温度になる場所に放置してはいけません。
リチウムイオン電池を漏液させる原因になることも。


ジェイティーエヌの2Fではブラウンリペアセンターが稼働していますが、
やはり冬場は低温との関係で動かなくなった等の問い合わせや修理品が
届くことが多いです。専門の修理技術者により常温で動作確認をすると
異常がないという例が非常に多いんです。
※基本的にリチウムイオン電池を使用しているシェーバーは
5〜35度の範囲でご使用いただくことを推奨しています。

さて、意外と知られていないリチウムイオンと温度の関係。
機器だって人間と一緒で、寒いところも暑いところも苦手なんですね。

次回はリチウムイオンの劣化についてお話します!


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 家電修理・メーカー修理代行
 株式会社ジェイティーエヌ
 埼玉県坂戸市にっさい花みず木5-7-3
 tel 049-289-3763
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posted by つかっち at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | うんちく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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